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中山法華経寺で県内最大レベルの骨董市「なかやま特別骨董市」を開催

中山法華経寺で県内最大レベルの骨董市「なかやま特別骨董市」を開催

11/17(水)中山法華経寺で県内最大レベルの骨董市「なかやま特別骨董市」

中山法華経寺の骨董市は年内でも最大レベルの出店数だそうです

こんにちは。
中山商店会の広報部です。

今回は、今週月曜日15日~木曜日18日までの期間、法華経寺境内で行われている「なかやま特別骨董市」にお邪魔してきました~

骨董市に関しては、以前にも中山商店会かわら版で書かせて頂きましたが、(↓こちらの記事からご覧ください)
中山法華経寺で「秋の大法要お会式」、「なかやま特別骨董市」も同時開催に | 下総中山駅から広がる門前町、中山商店会発!「中山かわら版」 (my-news.asia)

秋の法要に合わせて軽くふれる程度だったので、今回はお話聞いてきたことも含めて書かせて頂きます。

法華経寺境内で骨董市が始まったのは、15~16年ほど前だそうです。
主催は「中山まちづくり協議会」。
出店者を募ってこの場を仕切っているのは、イベント企画みやび(柏市)の代表・後藤勝哉さん。

後藤さんは、法華経寺の骨董市以外にも、
毎月第二土曜日9時~15時、萬満寺(松戸市馬橋2547)
毎月第四土曜日9時~15時、東漸寺(松戸市小金359)などでも各地の商工会や寺社、観光協会などと連携して骨董市を開催しているそうです。

花見川区では、毎月第二・第四木曜日にプロ向けの「古物市場」も開催。
こちらは、
一般の方には開放しておらず、「古物商」を持っているプロの方向けの競りなどを行っているそうです。

そうした活動を知った「中山まちづくり協議会」から法華経寺で骨董市を開催するという話が浮上した時に後藤さんに相談があったそうなんですね~

骨董品と言えば、中山参道の骨董屋「ヴォーグ」さんがあります。
店主の石塚さんも会場でニコニコして出店者の様子を眺めていらっしゃいました。
なかみせVol.39レトロな街「中山」にピッタリな骨董品のお店「ヴォーグ」、掘り出し物が見つかるお店 │ 下総中山駅から広がる門前町、中山商店会発!「中山かわら版」 (my-news.asia)

他の寺社で行われている骨董市は定期開催だというのもあってか、出店数は30~40店ほどだそうです。
中山の骨董市は、出店募集枠が95。平均して80~85店の出店があるそうです。

過去には出店数が100店以上にも及んだこともあるそうで、
後藤さん曰く、
「中山の骨董市が県内で最大レベルになるんじゃないかな?成田や茂原にも骨董市はあるけど、中山ほどの規模じゃないよ」とのことです。

 

写真でもわかるように結構なにぎわいです。

いつも良い感じで静寂に包まれている法華経寺境内。
この日ばかりは身なりの整った高齢者を中心に多くの人が訪れ骨董市を冷かしています。

かなり来店者が多いように見られるのですが、
「初日はこんなもんじゃないよ。出店者も今回はコロナ明けで久々だったから80店くらいだったけどそれでも初日は人がごった返していたよ」と、出店者の男性。
「コロナ前の開催時は初日商品選ぶことも出いないくらい込み合っているんだよ」とも。

朝8時半から始まる骨董市ですが、みんなが気合を入れて出店するのは初日。
3日目以降にもなると「3日目だからね~そろそろ疲れたよ~」と、落ち着いた雰囲気になっています。

この日取材に訪れたのは、9時前でしたがまだ出店準備中の方もいらしたり、まだ到着していない方もいらっしゃる感じ。
きっと、今日は天気が良いので午後からの人出が期待できるんでしょうね。

出店している商品は、
仏像、銅像、着物、古布、和布、食器(和洋ともに)、ガラス細工、焼き物、天然石、手工芸、木工芸、昔の道具(農機具や病院、商店でつかうものなど)農具、漁具、刀剣、武具、古着、カバン、古いおもちゃやプラモデル、絵や時計やたらレトロなメトロノームや計算機まで…

ありとあらゆるジャンルの古道具や骨董品が出店しているのを感じます。
中山商店会の広報を担当するようになったからなのか、年齢を重ねたからなのか…
最近、仏像や神社仏閣に興味を持ち始めた広報部員としては、様々な出店が気になるばかり…

出品内容も様々で、3日目にあたるこの日に出店している人たちは、「仏教」とか「日蓮宗」とかにとらわれず、インドの神様やベトナムの神様、中国の神様…と宗教も宗派も国も信仰も超えて「骨董品」の価値で勝負しています。

全く骨董品に関する知識がない方でも出店者や店の間を練り歩いているおじさまなどが詳しいうんちくを聞かせてくれるので中々楽しめると思います。

「これはね~昔の計算機で、このタイガー計算機って会社は今でもあるんだよ。日本のむかしむかしの計算機なんだよ」
何て感じに商品に関する話とか歴史とか語ってくれます。

間違っても、目の前でAmazonとカメルカリの価格を調べたりしないでくださいね。
この会話を楽しむこと自体も骨董市の醍醐味。
おじさん、おばさんたちとの会話を楽しみつつ、自分の財布の中で出せる範囲のものを買って
「今日は良い買い物したなぁ~」って商品を眺めるのが健全な楽しみ方です(広報部員談)。

出店商品の中には、本当にびっくりするくらいに安いものも、
逆にネットで購入すると数千円のものが数万円で販売されている場合もあります。

気が付くと2時間も滞在していた初訪問の「なかやま特別骨董市」。
今回、広報部員は木彫りの仏像(7000円也)、銅製のインドの像の神様ガネーシャ(2800円)などを衝動買い。
骨董品屋の店主を60年やっているというおじさまに勧められて「中国の大王様」の像だと言われ購入した商品…

値打ち品だというだというやたら重みのある銅製の置物(2000円で購入)は、
実は中国の財産とかに関する神様でAmazonで購入すると5000円以上するものだったことは黙っておこう…

色んな商品を眺めるのも楽しいし、出店者の方との会話を楽しむのもまた良きかな。
値打ち品を見つけて悦に浸ったり、その購入した商品のストーリーをネットから検索していくのも楽しいものですね。

次回のなかやま骨董市は、4月の開催。15日~18日の4日間の開催は変わらずです。
4月は日取りが良くって、週末がからむのでかなりの人出を期待できるそうです。

大イチョウと骨董市ってのもかなりいい雰囲気だったですけどね。

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