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小栗原稲荷神社の「初午祭」が開かれる、「宵宮」のビンゴ大会にはたくさんの来場者

小栗原稲荷神社の「初午祭」が開かれる、「宵宮」のビンゴ大会にはたくさんの来場者

小栗原稲荷神社の「初午祭」が開かれる

「宵宮」のビンゴ大会にはたくさんの来場者

2月12日、小栗原稲荷神社(船橋市本中山1-2-16)において「初午祭(はつうまさい)」がとり行われました。前日11日の「宵宮(よいみや)」には神社境内でビンゴ大会が開かれ、おおぜいの市民でにぎわいました。

「初午」とは旧暦の新年最初の午(うま)の日のことで、今年は2月12日がその日にあたります。全国に2万社とも3万社ともいわれる「稲荷神社」特有の祭礼で、奈良時代の711年、初午の日に「稲荷大神」が稲荷山に降り立ったとされ、総本宮の「伏見稲荷大社」が毎年初午の日に「稲荷大神」を祀るようになり、それが全国へと広がったということです。「稲荷」は「稲・成る」を意味する言葉で神社では豊作を願い祭礼が行われ、最近では商売繁盛、家内安全、交通安全、芸能上達にもご利益があると多くの市民が訪れます。

2月12日の「本宮(ほんみや)」は小栗原稲荷神社にとっては新しい年度のはじまりで、神社総代、役員、関係者が集まり、宮司によって五穀豊穣や街の発展を願う祝詞があげられ荘厳な空気に包まれます。

またこの日、役員の新任・退任の儀式が行われ、今年は、21年間委員長を務めてきた三輪勝治さんが退任され、新委員長に平山信男さんが選ばれました(写真は平山新委員長)。

委員長をはじめとした役員の皆さんは、小栗原稲荷神社のお祭りやさまざまな儀式を準備し実施するほか、小栗原稲荷神社のもとにある子之神社、天満宮、大宮権現の3つの末社の管理を行うなど、地域では重要でかつ手間のかかる役割を担っています。さらに、退任される3人の役員に感謝状が贈られ、新任の役員には小栗原稲荷神社の紋の入った半纏(はんてん)が授与されました。

このような役員のご苦労を称え末永く伝えるために、歴代役員の名前を刻んだ木製の額が本殿内に設置され、この日、除幕式が行われました。昭和20年(1945年)以降で5年以上総代を続けられた方々の名前で、5年以上とした理由を「一度は大祭に関わるから」と説明していました。藤井賢一郎さんの筆によるもので、「残りの余白が十分あるのであと50年、60年は書き足すことができる」とのことでした。

前日11日の「宵宮」では、本殿前にテントが張られ甘酒がふるまわれ、「ビンゴ大会」が行われました。景品は子ども向けのお菓子などで、子どもたちや家族連れを中心に150人ほどが集まり、それほど広いとはいえない境内がぎっしりと人で埋まりました。

 

 

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