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中山法華経寺の「酉の市」、二の酉に潜入!中山法華経寺のお酉様ってどんな特色があるの!?

中山法華経寺の「酉の市」、二の酉に潜入!中山法華経寺のお酉様ってどんな特色があるの!?

11/21(日)中山法華経寺の「酉の市」二の酉に潜入!

中山法華経寺のお酉様ってどんな特色があるの!?

こんにちは。中山商店会広報部のやまけんです。
法華経寺で毎年行われている「酉の市」二の酉に参加させて頂きました。

いつもよりも参拝客が訪れている雰囲気の法華経寺境内。

実は、酉の市にお邪魔するのは今回が初めて。
恥ずかしながら知らない事だらけだったので、「熊手商」と呼ばれる露天商の方にお話を伺いました。

(広報部)「こんにちは~こちらの『熊手』ですよね!?の販売って毎年出店されているんですか?」

(若い衆)「はい、僕が来るようになってからでも3~4年、正確には代表に聞いてもらった方が…あっ、ちょうど代表が来ましたよ」

と、出先から戻ってきたのは「熊手商」を仕切る「中山睦会(むつみかい)」の加藤さん。一見強面(こわもて)の加藤さんに話しかけるの少しドキドキしましたが…

(広報部)「中山睦会という組織はどんな組織なのですか?」

(加藤さん)「中山睦会っていうのは、法華経寺さんで行われる行事の際に境内で出店する露天商の取りまとめをしている組織です。酉の市は、境内に妙見様を建てられたときから行われているそうで、中山睦会はその頃から取りまとめを務めさせて頂いています。私で4代目になるのですが何年前からというのは私らも詳しくは知らないんですよ…すみませんね…」

と、親しみやすい笑顔で丁寧に教えてくれた。

妙見様というのは、法華経寺の境内に入って国指定の重要文化財になっている租師堂の左手にあるお堂「妙見堂」を指します。
こちらのお堂の扉は通常締め切られているのですが酉の市の時だけは扉が開けられ中で御祈祷をして頂く事が出来ます。

以前撮った写真と比較して…
ちょっと遠くて見づらいですが…妙見堂の入口扉は閉まってるのが見られます。

取材した「酉の市」のこの日は、こんな感じでした。

(広報部)「中山睦会では、酉の市の熊手商以外にもどんな時に出店をされているんですか?」

(加藤さん)「年末年始の祈祷会、節分会、大荒行満行会、お会式…法華経寺さんの行事の時は睦会で露天商の仕切りを担当させて頂いています。酉の市では職人が一つ一つ工房で手作りした熊手を販売しています。法華経寺さんは、浅草のようなお祭りにはしていないですが、酉の市の朝、熊手にお坊さんが御祈祷してくださるのが特徴です」

(広報部)「地元で酉の市という『粋』な風情を楽しめるのはうれしいですね」

仮設の露店では大小様々な熊手を販売。小さいものであれば1000円程度から手軽に購入する事ができるのもうれしい。

大小様々な熊手が並ぶ。
縁起物なのでこの日法華経寺を訪れた人たちも足を止め熊手を買い求めていました。

加藤さんにお話を言聞いていると後ろの方から「チリン…チリン…」という音が。

法華経寺のお坊さんたちが妙見堂に向かって歩いていくのが見えます。
これから御祈祷が始まるようですね。

御祈祷が始まると多くの方が足を向け、一緒にお祈りしている姿が見られました。
広報部も祖師堂に参拝を済ませ次の取材先に向かう事に。

その前に…

広報部でも縁起物の熊手を購入する事に。
高価なものは手が出ないのでこちらの3500円のものを購入させて頂きました。

見ているだけで良い事が起きそうですね。

(若い衆)「良い事が起きますように!!」

と手渡してくれる。
何か本当に良いこと起きそうな気がしますね。

あっ、
酉の市は「一の酉」「二の酉」「三の酉」というのがあるようですが、今年は取材日に行われた11月21日の「二の酉」で終わりだそうです。ちなみに、今年の「一の酉」は11月9日でした~。

酉の市は、11月の「酉の日」に行われるそうですが、「酉の日」は12日に一度やってくるそうで、11月中に3回「酉の日」がやってくる年もあるのですが「三の酉まである年は火事が多い」と言われるようで、火の用心につとめる風習もあるそうです。

今年は、「二の酉」で終わりなので少し安心ですね!

法華経寺にお越しの際は、中山商店会でお買い物、ご休憩をご利用くださいね!
商店会の店主一同皆様のお越しをお待ちしております。

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