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日蓮宗で頂ける「御朱印」は、他宗派とは違う!?ご主題と御朱印について

日蓮宗で頂ける「御朱印」は、他宗派とは違う!?ご主題と御朱印について

12/14(月)日蓮宗で頂ける「御朱印」は、他宗派とは違う!?

御主題と御朱印について

法華経寺内にはいくつものお寺があるので御朱印を頂く事ができるのか?
と、法華経寺内の寺院を訪ねてみました。

今回お邪魔したのは、高見寺(たかみでら)という法華経寺内のお寺です。
しかし…高見寺の記事を書き進める前に書かねばならない新事実!

この記事を書くまで知らなかったのですが、
法華経寺の所属する日蓮宗では「御朱印」というのは他の仏教とは違う扱いなのだそうですね。

「何を今さら!!」
とおっしゃることなかれ。
知らない方も多いと思いますし、今後の為に記事として書き残しておこうと思います。

他の宗派における「御朱印」にあたるものは、
日蓮宗では「御主題」と「御朱印」に分かれるのだそうです。

「御主題」を与えるというのは、日蓮宗を信仰している証ということで、
他の宗派の参拝をした記録が書かれている「御朱印帳」には
書いていただけない場合があるそうなんです。

今回お邪魔した高見寺は「コロナ対策」ということで書置きの「御主題」を用意されていたので
お寺でそのお話を聞いたのではなく、
今回の記事はあくまで記事を書くために調べている過程で知った事です。

実は、記事を書くにあたっていくつかのブログで情報を得たのですが、
「御主題」の場合、
「南無妙法蓮華経」が真ん中に書かれており、お寺の名前も一緒に記されるものを頂けます。

日蓮宗では、御朱印帳を持参した場合に「御主題」をお断りされ書いていただけない場合があったり、
「御朱印帳」に対しては「妙法」という言葉を書いていただける場合もあるようなのです。

まだ、法華経寺の中の寺院を回り始めたばかりなのでそうした場面に遭遇していないのですが、
今後の為にも御主題帳を用意して日蓮宗を訪問した方が良いなと思いました。

きっと、日蓮宗の僧侶の方々も
「おぉ、この方は違いが分かっている」と感心してくださるはず!

ちなみに…
「南無」というのは、「信じます」とか「信仰します」という意味らしく、
「妙法」というのが、「妙法蓮華経」を略したものという事なので、
「御主題」は読んで字のごとく、「日蓮宗を信仰しています」という証拠なんですね。

そう考えると、日蓮宗の寺院を回って「御朱印(日蓮宗では御主題)」を
集めようとするときはやはり「御主題帳」を用意して回るのが良さそうです。

今回お邪魔した高見寺は、1608(慶長13)年1月に設立。
現在のご住職が37代目にあたるそうです。

他で伺った話なのですが…
明治の頃に法華経寺境内では大きな火事があったようで
古くからの寺院に保管されていた資料などもその際に焼けてしまったものが多いそうなのです。

石段を登って境内に入ると、芝生の広がる落ち着いた庭園があります。

本堂は石段を登った右手の奥の方にあるこの建物でしょうか。
今回は、突然の訪問にもかかわらず、
丁寧にお話を聞いていただき麦茶も出していただきました。

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