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船橋市小栗原稲荷神社が「御朱印」をはじめました

船橋市小栗原稲荷神社が「御朱印」をはじめました

船橋市小栗原稲荷神社が「御朱印」をはじめました

五穀豊穣・町内発展を祈る「祭禮」に多くの市民

小栗原稲荷神社(船橋市本中山1-2-16)で10月18日(金)に「祭禮(さいれい)」が行われました。本中山地区の氏神様である小栗原稲荷神社の毎年恒例の儀式です。

4年に一度の「大祭」は、特別にお神輿を蔵出しして町内を練り歩くこの地区一番の一大行事ですが、今年のような大祭と大祭の間の年には、地元の人たちが「陰祭(かげまつり)」と呼んでいる簡素な式典が行われます。神官が祝詞(のりと)をあげ、関係者らが五穀豊穣、商売繁盛や街の発展を願います。

この日は「禰宜(ねぎ)」の鈴木さんが祝詞をあげ、稲荷神社のそろいの法被を着た30人ほどの出席者が参拝していました。毎年続けられてきた「祭禮」ですが、今年の式典にはちょっとした「変化」がありました。

その一つは、昨年の大祭を実施する過程で作られた「下総中山を楽しもう実行委員会」を代表してオークス法律経営事務所(本中山2-14-16 )の中村紘章弁護士が参加したことです。古くからの伝統行事に新しい世代が加わるようになったという印象を受けました。同実行委員会は、前日の「宵宮(よいみや)」には境内にテントを張り煮込み料理やお菓子を販売するなどしていました。

もう一つは、小栗原稲荷神社の「御朱印(ごしゅいん)」が登場したことです。町内各所に「御朱印はじめます。10月18日10時から」との貼り紙がありましたので、多くの人たちが「御朱印帳」を持ってやってきました。筆文字は小栗原稲荷神社監事の藤井賢一郎さんによるもので、その場で一文字一文字丁寧に書いていました。みごとな仕上がりに来場者らは満足げに見入っていました。

小栗原稲荷神社には式典の時以外に常駐の人間がいませんので、「御朱印」は神社役員が集まる時にのみ記帳することができます。平山信男委員長によると次は「初詣(はつもうで)」と2月の「初午(はつうま)」になるとのことでした。

前日17日の「宵宮」には「ビンゴ大会」も行われ、子どもたちとつきそいの大人たち100人ほどが集まり楽しみました。

「小栗原稲荷神社祭禮」という古くから伝わる行事が、少しだけ新しい風を吹き入れながら開かれ、そして無事に終了しました。

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