2/2中山法華経寺「節分会」 2/6小栗原稲荷神社「初午祭」
幸せを招く地域の祭事に参加してみよう!
今年の節分は2月2日(日)です。
節分(せつぶん)は、もともと各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日をさす言葉で、近年では立春の前日をさす場合が多くなったということです。今年は立春が2月3日なので、2月2日が節分になります。
中山法華経寺では毎年「節分会(せつぶんえ)」を開催しています。「会(え)」とは多くの人が集まる仏事や祭事のことです。不幸や災いを追い払う儀式である「節分追儺式(ついなしき)」が営まれ、とくに年男・年女がご祈祷を受け舞台上から豆まきをするという風習が続いています。豆まきは13時と15時の2回行われます。
この中山法華経寺の豆まきには多くの著名人がゲストで参加し、大量の袋入りの豆やお菓子が撒かれることから、多い時には約1万人の人たちが集まります。豆をまく時に「福は内、福は内」と唱え「鬼はそと」とは言いません。中山法華経寺が「鬼子母神(きしぼじん)」を祀っているからということです。
昨年のゲストは次の方々でした。
タレントの桂菊丸さん、泉アキさん、魔裟斗さん、奈美悦子さん、ANNAさん、はるな愛さん。
歌手の市川由紀乃さん、美桜かな子さん、美月優さん、谷村有美さん、知里さん。
作曲家の大船わたるさん、津軽三味線奏者の廣原武美さん。
他にも市川市と船橋市の関係者が舞台にあがっていました。
中山法華経寺では11月から2月10日まで「荒行(あらぎょう)」が行われます。100人前後の修業僧が毎日2食のおかゆ、3時間の睡眠、7度の水行のほか、お経を唱え続けるというものですが、この荒行僧が総出仕し祖師堂での祈祷に加わり、大音声の読経を轟かせます。頬がこけ眼だけを輝かせ一心に祈祷する姿に、多くの参拝者は思わず手を合わせます。
子どもたちには全員にお菓子がわたるように配慮されています。赤ちゃんを連れたお父さんお母さんにもたくさん配られます。
また、2月6日(木)には小栗原稲荷神社で「初午祭(はつうまさい)」が営まれます。
「初午(はつうま)」とは旧暦の新年最初の午(うま)の日のことで、今年は2月6日がその日にあたります。全国に2万社とも3万社ともいわれる「稲荷神社」の特有かつ最重要の祭礼です。古くは豊作を願い、最近では商売繁盛、家内安全、交通安全、芸能上達にもご利益があると多くの市民が訪れます。
2月6日の「本宮(ほんみや)」は午前10時から式典が行われ、神社総代、役員、関係者が集まり、宮司によって五穀豊穣や街の発展を願う祝詞があげられます。昨年より「御朱印」が始まりましたので、この日受けることができます。
また前日の5日は「宵宮(よいみや)」で16時から「ビンゴ大会」が開かれます。無料で誰でも参加でき、子どもたちに向けたお菓子や景品がもれなく当たります。
中山法華経寺「節分会」と小栗原稲荷神社「初午祭」、どちらも地域の大切なお祭りです。しかも、子どもたちも喜ぶものになっています。ぜひ、家族連れで訪れてみてください。