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なかみせvol.16 ちょっとよそ行き気分を味わえるトータルコーディネートのセレクトショップ「RIFUGIO」

なかみせvol.16 ちょっとよそ行き気分を味わえるトータルコーディネートのセレクトショップ「RIFUGIO」

なかみせvol.16 ちょっとよそ行き気分を味わえるセレクトショップ「RIFUGIO」
中山ミセスの御用達、トータルコーディネートが叶っちゃう!

中山商店会のお店を1件1件訪問して、その店の特徴を紹介する企画「なかみせ」。
「仲見世」でも「仲店」でもない「中山商店会とその周辺にあるお店とか」の略で「なかみせ」。
※仲見世(仲店)は寺とか神社の境内にある商店とか商店会の事。

今回訪問したのは、
昭和27年創業のミセストータルファッションのセレクトショップ「RIFUGIO」さん。

実は「RIFUGIO(リフュージオ)」さんのオーナー、三橋正美さんは中山商店会の会長さんなんです。
イタリア語で「隠れ家」を意味するという店名のこちらを紹介します。

もともとは、運動靴や紳士、婦人などの各種靴を扱っていた専門店で「三橋靴店」という名前だった
そうなんです。正美さんの父・正次さんが創業したという「三橋靴店」。

サンダルから運動靴、革靴まで幅広いラインナップがそろう事から近所のおばちゃんから
高度経済成長を支えた企業戦士、小中学校の運動靴や高校生の普段靴までが利用していたそうです。

当時、関東の同業者の多くが東京の問屋さんから仕入れていたのに対して、
あえて関西方面からの仕入れを強化、他との差別化を図っていたそうです。

お客さんから、
「ここにはほかに置いていない靴があるから私だけの穴場にしておきたいのよね」
と、重宝がられる存在だったという。

「穴場=隠れ家」、ここから後々「RIFUGIO」という名前がついたそうです。

昭和45年には、現在の店主・正美さんが大学を卒業。そのまま、同店に入社。

さっそく、
辣腕を振るって女性靴専門店にシフト。店名も「MONET(モネ)」に変更。

「ファッションといえば女性という感じが定着してきたのがこの時期でした」
と正美さん。大学で学んだ経営学の専門知識を活かし、
おしゃれが好きだったという母譲りのファッションセンスで家業を躍進させた。

70才を超えた現在もスラっとスマートな体系、粋にジャケットを着こなす正美さん。
大学を卒業したばかりの若き青年実業家だった正美さんと父の正次さん二人が店に立つと
中山ミセスたちの注目が集まったとか。

デパートにはおいていないちょっとよそ行きの高級品を店頭に並べ、
特徴ある品を仕入れる「MONET」には多くのファッションリーダーたちが集まるようになった。

しかし、平成17(2005)年に正次さんが逝去。
この時期には大型の靴専門店が猛威を振るって個人店は各店とも存続の危機に瀕していたそうです。

そこで、正美さんは靴だけでなく女性のファッション全てがここで揃う
「トータルコーディネートのセレクトショップ」という概念を打ち立て店名を現在の「RIFUGIO」
に変更したんだとか。

40代以上のおしゃれミセスの心理を見事にとらえた派手過ぎず地味過ぎないファッションの提案は、
20年以上の常連客をひきつけているという。
長いお付き合いの常連客の中には「MONET」当時からの常連客もいるそうです。

現在でも新聞や雑誌、TVなどを通じて最新の流行をチェック。
常連客の好みに合わせて仕入をしつつ、
「いまワイドパンツが流行っているんですよ」と、少しの冒険も提案するそうだ。

「女性はいつまでもキレイでいたいという願望を持っています。
少しお化粧して出かけるその緊張感や流行の服を身に付ける冒険のワクワクが女性のキレイを
持続させるんです」と三橋さんはにっこり笑って教えてくれました。

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店名:RIFUGIO
住所:船橋市本中山2-19-2
TEL:047-334-4901
営業時間:10時半~20時
定休日:水曜日
駐車場:近隣に多数あり
公式HP:
https://my-news.asia/nakayama/introduce/introduce-392/

 

 

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