なかみせvol.44 鶏の旨味たっぷりのスープが自慢の「麺やシバケン」
家族連れが訪れやすい店にしたい
今回訪問したのは、JR下総中山駅から歩いてすぐのところに開店したラーメン店「麺やシバケン」です。
2023年3月24日にオープンしたばかりのお店です。
自動ドアから中に入ると「いらっしゃい」の明るい声が響きます。
自動販売機で食券を購入、まずは、お店の定番と思われる「中華そば」(880円)を食べることにしました。
ドンブリは、「麺やシバケン」のマークがプリントされた白地のシンプルなもの。
そこに、中太ストレート麺にしょうゆ味のスープ、トッピングはチャーシュー、メンマ、アオサノリ、ネギがのっています。
見た目はあっさりとした感じなのですが、味は濃厚な鶏のスープがきいて、とってもおいしい。
午後3時から5時30分までの中休みを待って、店長の高橋さんから話を聞きました。
「麺やシバケン」は、成田市に居酒屋やアジアンバルを展開する「まっすぐ」(本社:成田市花崎町)の
初のラーメン店で、系列店で提供した〆(しめ)のラーメンが高い評価を得ていたことから、出店へと進んだといいます。
高橋店長は、「ここでは幅広い層のお客さまがいらっしゃるので、
居酒屋の〆として人気のあった『中華そば』だけでなく、いろいろ選択ができるようにメニューを広げました」と話しました。
ゆったりとしたスペースの店内には、4人掛けテーブルが3つと2人掛けテーブルが2つ、
カウンター9席に加えて、奥には座敷もあり4人掛けテーブル2つ並んでいました。
髙橋店長は「座敷があると家族連れが食べやすいし、内装も明るく温かみあるものにしました」と話しました。
小学1年までの子どもにはお子様ラーメンが無料というサービスもあります。
食券販売機には、「中華そば」に加えて、「まぜそば」「とりにぼラーメン」
「魚介とんこつラーメン」が大きく表示されています。
店長によると、「中華そば」は、丸鶏とトリガラなどを長時間煮込み、鶏の旨味を存分に引き出したスープとのこと。
「まぜそば」は3種類のしょうゆをブレンドした煮かえしにニンニクをきかせています。
ほかに、「とりにぼラーメン」「魚介とんこつラーメン」もそれぞれ仕込みに手間をかけた異なる味のスープとなっています。
この4種類の味を選べるというところにこの店のこだわりがあるようです。
販売機を見ると、チャーシュー、味玉、メンマ、もやしなどトッピングが15種類ありました。
「特製トッピング」は、低温チャーシュー2枚、バラチャーシュー1枚、味玉、板のりを、通常500円のところ300円でのせることができます。
さらに、ビールや酎ハイなどのアルコール類や、餃子、から揚げ、枝豆などのおつまみもそろっています。
「開店して間もないので、お客さまの声を確かめながらメニューを改善していきます。
今年の夏には季節の新メニュー『薬味そば』を考えています。
ワサビを薬味にしたラーメンってあまり聞かないでしょう。ぜひ味わってくださいね」と高橋店長は顔をほころばせました。
店名:麺やシバケン
住所:船橋市本中山2-16-9
TEL:047-314-8766
営業時間:11時30分~15時、17時30分~23時
定休日:木曜日