4/29にJR下総中山駅開業130周年記念!若い駅員たちが贈る手作りイベント
懐かしの写真展示や子ども駅長撮影会など
JR総武線・下総中山駅が今年で開業130年を迎え、4月29日には記念イベントが行われます。
JR総武線は、1894(明治27)年7月に総武鉄道会社が市川-船橋-千葉-佐倉の各駅を結ぶ路線を建設したことから始まり、同年12月に本所駅(現・錦糸町駅)まで延伸します。下総中山駅は、翌1895年4月12日に開業、当時は「中山駅」という名称でした。1915年に駅の名称が「下総中山駅」となり、経営も国鉄、そしてJR東日本へと変わりました。
今年4月で開業から130年になることから、下総中山駅では4月29日に記念イベントを開催することになりました。
開催日時 2025年4月29日(火・祝)10時~15時
開催場所 JR下総中山駅(船橋市本中山2-17-37)
【イベント内容】
★チャージキャンペーン
スイカなど交通系ICカードに5000円以上チャージすると景品プレゼント
(景品の数に限りがあり、なくなり次第終了)
★下総中山懐かしの写真展示
★電車塗り絵展示
★リニューアル電車カードが当たるくじ引き
★子ども駅長制服を着て写真撮影会
★スペシャルゲスト「駅長犬」(JR東日本千葉支社マスコットキャラクター)が来場
このイベントは若い社員たちの発意によるものだということです。その経緯を下総中山駅長の大場和人さんに聞きました(聞き手 中山商店会広報部)。
【大場駅長のお話】
JR下総中山駅の駅業務は、JRのグループ会社であるJR東日本ステーションサービスが委託を受け、その社員によって担われています。まだ若い会社で下総中山駅の社員も多くが20代の方々です。
その社員たちが自発的に「下総中山駅が開業130年になるなら何か記念イベントをやってみたい」ということでスタート、みんなが集まり意見を出し合って企画したのがこのイベントです。イベントのプロではないので限られたものですが、社員たちの思いの込もったものになっていると思います。
本来なら開業日の4月12日にイベントを行うべきなのでしょうが、平日は通勤・通学のお客さまが多く、特に4月は忙しい時期なので、日曜日か祝日のほうがいいだろうと祝日の4月29日にしました。
地元の方々には多くのご協力をいただきました。「下総中山懐かしの写真展示」の地元の写真愛好家から貴重な写真をご提供いただきました。私はJR時代に多くの駅で仕事をしてきましたが、他とくらべて中山地区は商店会のまとまりもあって特に地元愛の強い地域だと感じています。写真からそういう雰囲気が伝わるのではないかと思います。
また、「電車塗り絵」は駅近くの保育園「グローバルキッズ コトニア西船橋園」の皆さんに描いていただきました。
来場した子どもたちにくじ引きで配布する「電車カード」は社員の手作りのカードです。下総中山駅は「津田沼駅務管区」のもとにありますが、同じ管区の8つの駅の社員の皆さんによって撮影された写真を使っています。
ポスターやチラシも、絵の上手な社員が手掛けました。
当日は通常の仕事をしながらの運営ですし、慣れないイベントでご迷惑をおかけするかもしれませんが、若い社員たちの精いっぱいの催しですので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。