中山商店会の歴史も展示
船橋市フェイスビル5階(船橋市本町1-3-1)の展示スペースで、2月17日から「ふなばし商店街 今昔写真展~昔・今・未来をつなぐ商店街」と題して、約80点の写真が展示されています。
開催は2月26日(木)まで。時間は9時~20時。主催は船橋市商工振興課です。

船橋市内には53の商店会があり、それらの商店会から提供された写真や、郷土資料館に保管されている建物、店舗、イベントなどの写真を、当時のエピソードや歴史的背景などのわかりやすい解説と共に展示しています。
中山商店会が提供したのは、次の写真です。
①中山商店会の通りを行進する入営兵士たちで、1936年頃と書かれています。日中戦争(1937年~45年)が始まる直前で戦争の気配が漂いはじめます。(三輪俊三氏撮影)

②2009年の同じ場所には、スーパーやお肉屋さんが並び、豊かな生活を享受できるようになりました。(中田修氏撮影)

③4年に1度の小栗原稲荷神社の大祭が、コロナ禍で1年遅れて2023年10月に開催され、通りは多くの市民であふれました。(中山商店会広報部撮影)

④「中山商店会」の入口の看板の見えるジオラマ。「昭和30年~40年代の下総中山駅」と題して鈴木秀一氏が製作したものです。高架化される前の下総中山駅には、貨物駅や操車用のヤードが併設され、中山競馬場の馬も貨物列車で運ばれていました。ジオラマは、2014年に郷土資料館に寄贈され、現在は船橋市西部公民館の1階ロビーに展示されていますのでご覧ください。(鈴木秀一氏撮影)

⑤商店会入口の看板が「大本山中山法華経寺」と描かれたものになっています。撮影日は1997年1月3日で初詣の人たちが見えます。参道にあたる中山商店会(船橋市)や中山参道商店会(市川市)は、初詣以外にも中山法華経寺のさまざまな行事に合わせて、地域を盛り上げています。(仲澤鋭一氏撮影)

他にもたくさん懐かしい写真がありますので、ぜひご覧ください。
●写真展を企画した船橋市商工振興課の松井梨緒さんの話を聞きました(聞き手 中山商店会広報部)
《今回の写真展は、昔の写真と今の写真を見比べて、この地域はこうやって続いてきたんだなとか、こう変わってきたのかと思いを馳せていただくことで、身近にある商店街に興味を持っていただきたいという思いで企画しました。
私自身も写真を見ながら、船橋駅南側の高架は昔は開かずの踏切だったことを知って驚きましたし、中山商店会の通りを兵隊が行進しているのを見てそんな時代もあったんだなと考えさせられました。
先日、松が丘バス通り商店会の会長と話して知ったのですが、昔は歩道もないような狭い道路だったところを、商店会の取り組みで広くて安全な道路にしたそうです。商店街というのは単にモノを売るだけではなくて、そこに暮らす人たちの声を聞いて過ごしやすい地域にするという大切な使命も担っているのだなと改めて感じました。
大型ショッピングセンターもいいのですが、商店街の魅力は何と言っても人との距離が近いところです。温かみのある地域のコミュニティとしての役割はこれからさらに求められていくのではないでしょうか。》
