なかみせVol.2　modoとむら
幅広い年齢層の女性たちを輝かせる中山のブティック

中山商店会のお店を1件1件訪問して、その店の特徴を紹介する企画「なかみせ」。
「仲見世」でも「仲店」でもない「中山商店会とその周辺にあるお店とか」の略で「なかみせ」。
※仲見世（仲店）は寺とか神社の境内にある商店とか商店会の事

2回目の企画でお邪魔したのは、中山商店会のブティック「modoとむら」さん。
店主は、落ち着いた雰囲気を持ちつつも笑顔になるとキュートな素顔を見せる戸村幸子さん。

中山の商店会にこうしたファッション専門のお店があるのをあまり気に留めていなかった僕。
シャツ、ワンピースからちょっとした外出に最適なカーディガン、コートやパーカーだけでなく
バッグやアクセサリー関係まで幅広く取りそろえる。

仕入れているブランドは、約10種類。コンパクトな店内に100を超えるアイテムが陳列されている
幸子さんは、商品を展示する時、まるで鼻歌でも歌うように楽しそうな微笑みを浮かべて仕事する

「なんでそんなに楽しそうなんですか？」と尋ねると

「ディスプレイをいろいろと考えるのが好きなんです」と。

学校を卒業して一般の会社に勤務し、父の創業した「modoとむら」を20年ほど前に継いだという。
もともと洋服やおしゃれに興味のあった戸村さんは、「modoとむら」を継ぐようになって
店の経営に対していろいろと工夫を重ね今のスタイルにたどり着いた。

幸子さんは、店を訪れるお客さんの話をよく聞く。
たぶん、全ての常連さんの情報が頭に入っているんだろう。

ファッションブランドの展示会などに出かけ、仕入れをする際にもお客さんの顔を想像しながら
仕入をするのだという。

「あぁ、このワンピースならあの人に会うなぁ」
「このニットをあの人が着て、旦那さんと一緒に歩いていたら幸せそう」とか。

洋服を選んでいる幸子さんが一番幸せそうな顔をしている。

店頭にディスプレイした洋服を年配の女性が手に取って、
「あら～これ素敵ねぇ～。こんなの羽織ってちょっと出かけるのすてきよねぇ」
と楽しそうに語り合っている。

ファッションは、年齢を問わず女性を楽しい気分にさせるものだという。
幸子さんは、そんなファッションの仕事が大好きだというのがよくわかる。

そんなmodoとむら、最新のトレンドを取り入れながら、クォリティーとか質感とかは妥協しない
大人の身体のラインを活かしたパターンを取り入れている服を取りそろえるのだという。

流行に左右されすぎず、「ほどよく」トレンドを取り入れる事で落ち着いた大人のファッションを
楽しめるのが特徴だという。

お客さんとの雑談の中でしっかりとお客さんのニースを把握して、最新のトレンドを取り入れた
洋服を仕入れて「キレイ」と「素敵な服をきた生活」を提案する。
幸子さんの接客は商店会の中でも有名な「丁寧さ」なのだという。

modoとむらの常連さんになると、
自分でも気が付かなかった自分のニーズを見つけてもらえるかも!?

店名：modeとむら
住所：千葉県船橋市本中山2-18-4
TEL：047-335-6740
営業時間：11時～19時
定休日：水曜日
駐車場：近隣に有料駐車場あり