なかみせvol.53　千葉県初の「松軒中華食堂」が下総中山駅前にオープン

松屋フーズが新展開する「親しみやすい町の中華食堂」

JR総武線下総中山駅から北へ歩いて間もなく、「松軒中華食堂 下総中山店」の鮮やかな緑色の看板が目に入ります。

「松軒（まつけん）中華食堂」は松屋フーズが東京都内に6店舗を展開しているチェーン店で、2月にオープンした下総中山店は千葉県第1号店になります。

店長の中村拓弥さんは「うちのコンセプトは『親しみやすい』ということです。一押しは醤油ラーメンで鶏ガラのスープが自慢の一品です。それとチャーハン、私も大好きで、まずはこの二つを味わってください」と話します。

牛丼のチェーン店で有名な松屋フーズですが、実は、1966年に創業者が「たった一度しかない人生、商売に挑戦してみたい」という思いから「中華飯店 松屋」を開業したところからスタートしています。

「松軒中華食堂」はそのルーツの精神を背負い、とくに醤油ラーメン（580円、値段はすべて税込表示）にこだわっていると言います。1724年創業以来、醤油のみを造り続けてきた「入正（いりしょう）醤油」のほか厳選された醤油を使用。ブレンドされた醤油ダレはあっさりと飽きのこない味になっています。瀬戸内の花藻塩、昆布エキス・海鮮エキス・煮干しエキスを使用したスープの隠し味は青森県産のニンニクです。

麺のメニューはほかに、塩ラーメン（580円）、味噌豚骨タンメン（880円）、塩タンメン（780円）、担々麺（880円）、キムチチゲラーメン（880円）とバラエティー豊かです。さらに、今年3月から、ガーリックまぜそば（730円）を新発売、ミニライスセットは780円とお得です。

チャーハンは、焼豚炒飯（530円）、海老炒飯（730円）、レタス炒飯（580円）など6種類から選べ、大盛はかなりのボリュームです。

定食は、麻婆豆腐（880円）、レバニラ炒め（880円）、回鍋肉（880円）、黒酢あんかけ唐揚げ（980円）などで、ライス大盛が無料なのもうれしいサービスです。（単品注文も可能）

生ビール（中ジョッキ、330円）やハイボール（330円）、レモンサワー（290円）などのアルコール類や、おつまみに焼き餃子5個（290円）、味玉（120円）、フライドポテト（200円）、唐揚げ3個（300円）、春巻2本（350円）なども用意し、仕事帰りの「ちょっと一杯」に立ち寄ることもできます。

これらのメニューはテイクアウトが可能で、中村店長は「『松弁ネット』で注文すると待ち時間なく受け取れるのでご利用ください。ポイントもつきますよ」と勧めてくれました。

「松軒中華食堂 下総中山店」は、カウンター14席、テーブル席が12席でゆったりとしています。店内はイメージカラーの緑色をところどころに配し、明るい雰囲気にあふれています。そういえば、制服のエプロンも緑色です。

中村店長は、「開店して間もなく1ヵ月ですが、思った以上に多くのお客さまに利用いただいて喜んでいます。地域の皆さんに親しまれる中華食堂を育てていきますので、こだわりの中華をぜひお食べください」と笑顔で話しました。

「松軒中華食堂 下総中山店」
船橋市本中山2-15-10
080-5727-2446
営業時間　11時から24時、ラストオーダー30分前
年中無休