なかみせvol.49 「ちば興銀は地域の親切な相談相手をめざしている」
千葉興業銀行中山支店の新支店長にインタビュー

JR下総中山駅を北に歩き交差点を千葉街道に沿って右に行くとすぐのところに、千葉興業銀行(略称「ちば興銀」)中山支店の立派な建物が見えます。新しく支店長になった加藤友道さんに話を聞きました。(聞き手 中山商店会広報部)
――加藤さんが、中山支店に来られたのは昨年と聞いています。この地域の印象はいかがですか?
昨年10月に支店長を拝命し、もうすぐ1年となります。周辺をよく歩くようにしているんですが、中山法華経寺を中心に落ち着いた街並みが続いているという印象ですね。かつては、千葉街道と木下街道が交差する交通の要衝で、たいへん栄えていたということですが、今は、昔ながらのお店と新しいお店がいっしょに並ぶ独特の雰囲気のある地域だと感じています。

――銀行はたくさんありますが、ちば興銀はどういう銀行なのでしょうか。
当行が創立されたのは1952年で、今年で72年になります。当時、千葉県の産業にもっと密着した銀行を求める声が高まり、地域のみなさまのご支援を受けて誕生しました。そういう経緯もあり、「県内の中小企業者に対して親切な相談相手であろう」ということが創業の精神となり、今も大切にしています。
中山支店はその12年後の1964年に開設されました。1981年に建て替えをして現在の建物になっています。近隣に船橋支店と八幡支店があるので、その間の南北に広い、船橋市と市川市にまたがる地域を担当し、個人のみなさまへのコンサルティングに力を注いでいます。

――コンサルティングとは具体的にどういう内容でしょうか。
ご資産の運用やご相続など、ライフプランに合わせた各種のご提案に注力しています。特に今は「新NISA(ニーサ)」を活用した資産運用です。「NISA」とは、少額からの投資を行う方のための「少額投資非課税制度」ですが、2024年1月の法改正で大幅な改善がなされたことから、この新しい「NISA」への関心が高まっているのです。
国や自治体なども推奨していますし、テレビなどのメディアでも多く取り上げられることからお客さまの問い合わせも多くなっています。
「NISA」口座の開設や長期にわたる資産の形成について、ていねいに説明いたしますので、ご相談いただけるとうれしいですね。
「NISA」を活用した投資信託のほかに、ご相続を心配されている方々には次の代にご資産をつないでいくご提案もさせていただいています。

――店頭に貼られた千葉ロッテマリーンズの大きなポスターが目立ちますね。
はい、昨年に引き続いて今年も「マリーンズ応援団定期2024」を募集しています。8月30日までに30万円以上を1年お預け入れいただくと、マリーンズの成績に合わせて通常金利(0.025% 2024年8月1日現在)に上乗せするというものです。パ・リーグ公式戦3位以内で0.1%、日本シリーズ出場で0.3%、日本シリーズ優勝で0.5%がプラスされます。ほかにも抽選となりますが、選手サイン入りユニホームや千葉ロッテマリーンズ公式戦観戦チケットが当たるチャンスもあるんですよ。
また、「ちば興銀 懸賞金付き定期2024」を9月30日まで募集しています。新しいご資金に限りますが、通常金利のほかに抽選で1等5万円から3等1000円まで当たるというものです。これは2回目の販売になるんですが、けっこう人気があります。

――ちば興銀は地域との結びつきを大切にしているということですが。
中山支店では、今年3月の「中山のひなまつり」の際、ロビーに雛飾りを出して、地域のイベントを盛り上げさせていただきました。当店の雛飾りはけっこう立派なものなんですよ。
また、小栗原小学校の生徒の職場見学を受け入れました。銀行はどんな仕事をしているのか、7月に変わる新紙幣はどんなものか、などの話をさせていただきました。紙幣の話が出たので、1000万円を束にしてお金の重さを感じてもらう体験もしてもらいました。感想を書いた手紙やポスターをいただき、私たちのほうが元気づけられました。

それと、ロビーに『ちばのいちばんしってた?』という子ども向けの絵本を置いて、手に取っていただいています。この絵本は昨年当行が発刊したもので、絵本の作者も当行の行員です。当行オリジナルキャラクター「ちばコーギー」が落花生や梨などの千葉県の特産品を紹介する絵本になっています。千葉県の魅力を発信したいという内容になっており、当行の社風がよく出ていると思いますね。
――地域とのつながりが感じられるお話、ありがとうございました。

