なかみせvol.48 「リサイクルショップ・ブルーム」は町の便利屋
ショップ店主がリサイクル・ノウハウ本を出版
JR下総中山駅から2分のお店「リサイクルショップ・ブルーム」の店主・泉澤義明さんが、『ダブルワークからはじめる「ネット古物商・リサイクルショップ」の成功マニュアル』と題する本を今年出版しました。
その内容は、働きながらネットを使ってリサイクル品を販売し、毎月安定的に収入を得られる方法からはじまり、「古物商の資格」を取得して本格的にショップを営むまでの泉澤さんの経験を惜しまず伝えています。
泉澤さんの著書はこの本で6冊目。泉澤さんはこの業界ではよく知られた方で、リサイクルアドバイザーとして、たびたびテレビや雑誌の取材を受けています。TBS「この差って何ですか?」「サタデープラス」、テレビ東京「いらないモノ現金化してみた」、テレビ朝日「グッド!モーニング」、FM日本「ラジオにかんぱい!」などなど。
その泉澤さんが、船橋市本中山に「リサイクルショップ・ブルーム」を開いて15年以上がたちます。この地域の人たちとすっかり馴染み、リサイクル品の引き取りが縁で、部屋や庭の不用品の片づけ、遺品整理を請け負う機会が多くなってきました。
「ようは町の便利屋さんですね。草刈りなども頼まれたりしてるんですよ」と泉澤さん。「お客様の中には高齢の方が多いので、リサイクル品の引き取りだけでなく他の業者とも提携して不用品を廃棄するお手伝いもしています。リサイクル品が売れれば片づけの手数料が軽減されるので喜ばれています」とも。
泉澤さんによると、不用品として廃棄されようとしているものの中には、高額で買い取られるものもあるという。「昭和レトロのブームなのか、ラジオ付きカセットレコーダーなど昭和の電化製品に思わぬ値がつくことがあるんです。査定は無料なのでぜひ相談してください」と泉澤さん。
ほかにも、しまったままの食器、使いかけの香水、古いアクセサリー、箱のないゲームソフトやゲーム機、昔のミシン・ステレオ・カメラなど、当人がゴミ同然だと思っているものでも、必要とする人が意外といるそうです。
泉澤さんがその確かな目で査定したリサイクル品は、主に「委託販売」という方法で販売されています。
泉澤さんは「買取も行いますが、私たちがおすすめしているのが『委託販売』です。買取とは異なりその場で現金を受け取れませんが、少し時間をかけても高く売りたいという方にはぴったりです。利用していただいたお客様の9割は委託販売を再利用されます」と説明します。
「委託販売」には「ブルーム」店頭で販売するほか、オークション出品、海外販売、業者間オークションの4つの方法があります。この中で最も適したものを選び、売れた金額から手数料を引いて支払う仕組みで、買取よりも受け取る金額が大きくなることが多いといいます。「バッグや衣料品などのブランド品を手放す場合も『委託販売』という道を検討いただければうれしいですね」と泉澤さん。
さらに泉澤さんは「ご連絡いただければ、ご自宅まで出向いて不用になったものを査定することが可能です。見積り料、出張料、キャンセル料はかかりませんのでお声掛けください」と笑顔で呼びかけました。
リサイクルショップbloom(ブルーム)
住所:船橋市本中山2-18-3
TEL:047-335-9898
営業時間:10時~18時
定休日:不定休
詳しくはこちらをご参照ください。