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中山商店会の路地裏にある「天満宮」、学問の神「天満宮」か地域を見守る「天神社」か?

中山商店会の路地裏にある「天満宮」、学問の神「天満宮」か地域を見守る「天神社」か?

7/12(月)中山商店会の路地裏にある「天満宮」

学問の神「天満宮」か地域を見守る「天神社」か?

中山の参道周辺には法華経寺を中心として多くの神社仏閣があります。

 

今回は下総中山駅から中山商店会から法華経寺に向かって歩いていき、FMサイクルさんと陶夢の先、コインパーキングとの間にある路地を左折した場所にある神社を尋ねました。

 

真新しいきれいな鳥居に立派な狛犬。狛犬の台座には「天満宮」と記されています。
GoogleMAPでみるとこちらの神社は「天神社」になっているんですね。しかし、鳥居には「天満宮」と彫られているので、きっと「天満宮」が正しいのでしょうね。

ちなみに、「天神社」をググってみると、発祥は不明だそうです。日本古来からあるよろずの神を信仰する象徴で「地元の神様」の事を指すようです。

一方で「天満宮」と言えば、菅原道真で知られる、「北野天満宮」「大宰府天満宮」があります。つまり、学問の神様ですね。菅原道真が優れた学者だったことから「学問の神様」として祀るようになっていつの間にか、受験生などが合格祈願に訪れるようになったそうなんです。

こちらの天満宮には、多分牛だと思いますが…をかたどった像があります。かの北野天満宮にも同様の牛の石像があることからこちらの神社は「天満宮」であることがうかがい知れますね。

こちらの牛像が奉納されたのが平成7年、氏子の皆さんが奉納されたようです。同じく平成7年1月の日付で「うしの上であそばないでください」と書かれた「天神社管理者」からの連絡をしていた看板もみられます。

ここで、「あれ?さっき、天満宮で良いよねって感じの流れになったのに??」と不安になる方もいらっしゃるかも知れません。天神様とか天神社をググってみると、「よろずの神」を祀る場所という意味があるようなので、もともと地域で信仰されていた地元の神様を祀る「神社」が中山には大切にされていまも存在しているという事ですね。

冬に訪れた際はこんなにさみしい感じだったのですが、初夏の7月になると木々も青々としていてとっても気持ちが良いですよね~と鳥居を見上げると、「天神社」の文字。やっぱり、両方とも正しいのかな??

お参りをして、日々の健康と平和に感謝をして次の取材に向かいます。

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