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【三咲なんだコレ】生産者が直接届ける、船橋産の有機野菜セットとは?

はじめまして、4人兄妹(兄+双子(男・男)+年の差「姫」)の母・ふくまるです。この度、三咲エリアニュースのライター、いや、正式名称は「なんだコレ隊員」でしょうかね?!、として入隊いたしました。宜しくお願いします!

そんな私。姫を産んでから、食に対する考えが一気に変わりました。
中学生のお兄ちゃん達は本当よく食べるんで、質より量!!! そう思っていた私。安心安全頭の片隅に置き、気にかけつつも、量だよ量…、我が家は量…!! そう自分に言い聞かせていました。

しかし、姫が生まれたことで、やっぱり安心安全なものを家族に食べさせてあげたい。そう思い、SNSを検索すると、船橋に有機野菜を栽培している農家さんが⁉ 何やらここを入るの!?てな場所に畑があるとか! 「なんだコレ!」の匂いがしますな。 気になる~!!!!

というわけで、船橋市の北端、さらに八千代市と白井市との境にほど近い、車方町へ。そこにある「山田農場」さん。
※畑に出入りできるのは野菜の定期購入者のみで、事前予約制となります。

実はふくまる、山田農場ユーザーなんです♪ ふくまるの家に届いた野菜はこちら!


どれもこれも新鮮な野菜ばかりです。
では、このお野菜たちは、船橋市内のどんなところで栽培されているのか???

さぁ、今回は取材ということで、念願の畑にお邪魔しました! 噂通り本当にここを入るの?な道を進むと、ありました! 畑〜!

船橋では新規就農第1号の山田農場さん。新規就農とは、農業法人等へ就職して農業をすることとは違い、自ら農業という事業を興す(起業する)ことを指します。

はじめは1500㎡から始められ、現在は2.3ヘクタールという広大な敷地に、農薬や化学肥料を一切使用せず、この写真の畑を含めて合計10ヶ所で有機野菜を育てていらっしゃいます。

こちらがオーナーの山田勇一郎さん(41)。

山田さんは 長野県生まれですが3歳から船橋に住む、船橋育ち。

ある日、バックパッカーとして放浪の旅の途中、ブラジルのマンゴー農園で働いたのだそう。そこで現地での暮らしや地産地消に感銘を受け、日本に帰国。その後、埼玉の有機農家に住み込みで働きながら有機農業を学び、船橋で2008年に山田農場を始めたのだとか。

そんな山田さんの想いを聞いてみました。

山田さん:「地域で野菜を地産地消! 野菜を地域の皆様に届けたい!」そんな思いではじめたんです。土壌診断の機械を導入し、細かな土壌診断で健康な土づくりをしています。そのため、ミネラル豊富で栄養価の高い有機野菜が育ちます。有機のものがなぜおいしいかを科学的に検証しているんです。僕は「農薬を使わなくても育つ野菜」を作りたいんです。

ふくまる: 名言ですね!! 人も同じですもんね。土台、地がしっかりしてたら薬に頼らずに生きられる。それが理想ですよね。山田さんって勉強家で、本当に野菜に対して真っすぐな方なんですね。

山田さん:新規就農してから今年で15年目。現在は農場から10キロ圏内のお宅、200~250件に直接配達しています。お客さんと直接繋がり、畑を見てもらえれば安心して食べてもらえると思っています。

ふくまる: この人が作ってるんだぁ~、っていう安心感を得られることもありがたいです♪

山田さん:有機農業を知ってもらいたい想いで、元々は農場でイベントを行っていました。が、有機農業が全国で1%も増えていないことを知りました。

と寂し気に微笑む山田さん。

山田さん:まずは有機農業を継いでくれる人がいないと! そう思って、今は正社員を雇い、週休二日制を実現。残業ゼロを実現したんです!!!  今では私も日本の平均収入を上回ることもできたんです。これ、有機農業としてすごいことなんです。

ふくまる:すごい!そんな仕組みづくりを通じて有機農業をやってみたい人が増えたら嬉しいですね。

そして山田さんが、畑を案内してくださいました。

これ(↓)はクラウドファンディングで建てたハウスと井戸とソーラーパネルです。

かわいい子供たちの絵は、クラウドファンディングのリターンだそう。

畑には見たこともない野菜が!

姫とわたしと山田さん。杏里風?違うか(笑)

ふくまる:これはなんですか〜!?

山田さん:これは「カーボロネロ」だよ。煮込み料理にしたりするとおいしいよ。

ふくまる:これはなんですかー!?

山田さん:これは芽キャベツだよ。もう終わり時期なんだけどね。

ふくまる:小さくてかわいい〜!が 、普段スーパーで見かけない野菜ばかりだと調理できるのか不安になります、、、

山田さん:大丈夫!珍しい野菜は説明を書いたお手紙を入れてますし、気軽に聞いてください。また、夏になるとミニトマトなど色鮮やかな野菜たちが育ちますよ。

ふくまる:ブログに書いてあった色とりどりのミニトマト、見たいです!! その時また、予約して見学こよーっと!

畑の奥には、なんと千葉県の地鶏ブランド 房総地どり のにわとりさんがいました!


↑肥料の説明をしてくれる山田さんと真剣にお話を聞く姫とわたし。

山田さん:くず野菜をよく食べてくれるんです。僕より野菜を食べてるかも(笑)

肥料は、松が丘にある和菓子店「扇屋」さんの小豆かすと、同じく松が丘の豆腐店「三島屋」さんのおからと米ぬかを使用しています。

ふくまる: 有機野菜と地元のお店から出たものを食べて平飼いなんて、絶対おいしい卵!! 地元で循環〜♪ 素敵!

時おり小屋を出ようと企てるにわとりさんに、姫も興味津々でした。(笑)

熱い思いを秘め、真摯に野菜と向き合い、有機農業の将来を見据え邁進する山田農場さん。年間約80品目の朝採れ有機野菜を、泥付きで農場から10キロ圏内なら玄関先まで配達してくれます。置き配も可能。

ぜひ船橋で育った野菜を食べてみてくださいね♪

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山田農場
住所:船橋市車方町
https://yamadafarms.jimdofree.com/

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