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【三咲なんだコレ】大穴の大人なランチスポット「寿し幸」近郊なら配達もOK!

【三咲なんだコレコレクション】
三咲周辺エリアの「なんだコレ?!」の謎を追求する「なんだコレハンター」が、謎を追求すべく、体当たりで三咲周辺のあちらこちらを駆け巡ります!

こんにちは! 時に「なんだコレハンター」、時に「三咲エリアニュース隊員」のみかみです。

今回は、「なんだコレ」というのは大げさですが、「前から外観は知ってるんだけど、中はどんなだろう」「どんなお店なのか気になる!!!」なお店の中をご案内!というレポートです。

ですが、みかみ。実はこちらのお店では、お仕事絡みですでに何度かランチさせていただいたことがありまして。密かにお気に入りなんです♪
ぜひみなさんにもっと知っていただきたーーい!という思いから、張り切ってレポートさせていただきます!

でででで、行ってまいりましたのはーーーー、じゃん!

↑これだけ見て、どこだかわかった人はすごい!

大穴のお寿司屋さん、「寿し幸(すしこう)」さんです。

場所を説明いたしますと、高根公団方面から大穴に続くこの道。大穴小の正門前の道で、道沿いにある大きな建物のお寿司屋さん。昭和50年からあるんですって。もう45年近くなるんだ!

けど、中が見えないお店って、入るの、ドキドキしますよね。
でもってお寿司屋さんですから、「お値段が全部、時価って書いてあったらどうしよう…」「いや、そもそもメニューなんてないお店かもしれない」とか、庶民にとってはそんな心配も。笑

なので、みなさんがそんな心配をせずにお店に入れるよう、いろいろとお届けいたしますぞ。

まずガラガラっと引き戸の玄関を開けて入ると、カウンター席がすぐそこに。

カウンターで黒い割烹着?といいましょうか、調理服をお召しの男性が、2代目店主・高梨友宏さん。お顔が見えませんねーーー。
お見せしたいんですけど、控えめな高梨さん。お顔は見せてくださっていませんが、ざっくりお伝えすると、、、「光GENJIにいそう!」。昭和世代のみかみの表現では、こうなります。笑

さささ、店内をご案内いたしますね。

そしてカウンター席と反対側にはこんなお席も(↓)。

ライトもステキ。和な感じが結構好きな、みかみです。
小上がりのお部屋にはこんな席もあるんです。

さらに2階には大部屋もあって、コロナ前は宴会などでも使われていたのだそうです。

メニューは、ランチメニューもございまして、「姫ちらし」が1480円。鮭といくらのちらしなどもありましたよ。というわけで「姫ちらし」をお願いすると…

お通し、サラダ、お味噌汁がこのように。お汁にエビの頭が入ってるだけで、テンションあがります~。
いたただきまーす!とお箸に手をかけようとしたとき、、、、あ!!!

わかりますでしょうか?? このお箸、お箸の先がつまようじのように細いんです!!!
「このお箸、京都好きな我が父の好きなお箸と似てる…」と思って高梨さんに尋ねてみたら「京都のお店のお箸ですよ」。やはり!

高梨さんはこちらでお店を継ぐ前に、京都の料亭でも日本料理を学んだ時期があったのだそう。
「日本の料理って、どんなに頑張っても京都にはかなわないと思う」と話す高梨さんは、京都の日常生活や風習が、1000年を超える日本の文化や歴史の上で自然にできあがったものであることを肌で感じてきたのだとか。「京都はやっぱり“都(みやこ)”でしたね」と高梨さん。

お話しているうちに

「姫ちらし」なりーーー! モダンな感じで、ワクワクしちゃいます。
そう、元々はお寿司屋さんですが、高梨さんが2代目としてお店を継いでから割烹料理などもメインメニューに入るようになったんですって。

料理に使う魚や野菜は、船橋市場でも仕入れていらっしゃるそうな。
お店のどこにも書いてないですが、聞けば「魚は100%天然物」「使う野菜は船橋産も使うし、京野菜、加賀野菜、鎌倉野菜なんかも使っています」と、高梨さんが吟味した食材を使っていらっしゃいます。

だけど、それは全然表立ってどこにも書いていないし、取材としてお話しなければ教えてくださらないんですよ。奥ゆかしいと言いましょうか、、、、高梨さんにしたら「喜んでもらう料理を出すのだから、いいものを使うのは当たり前」なんだと思います。

おいしいお魚をいただきながら、目の前に並ぶ冷蔵ショーケースのお魚について質問していたら…

高梨さん:これはね、ホウボウっていう魚です
隊員:ほうぼう???
高梨さん:房州ではお祝いの魚にも使われたりしているんですよ

と、出して目の前で見せてくださいました!

高梨さん:こんな顔でね。

高梨さん:このヒレがキレイなんですよ! ※人によっては閲覧注意!!

高梨さん:ほら!!

この時、いやー、回っていないお寿司屋さんって楽しいなーーーーとしみじみ感じた、みかみでした。

で、ちょっと気になったことを聞いてみた。

隊員:あのー、テイクアウトとか宅配ってやってらっしゃるんですか??
高梨さん:うちは基本的に寿司屋だからね!
隊員:?? ーー 沈黙 ーー (ん? ということはやってないってこと? やってるのだろうか?????)
高梨さん:出前があるからさ!
隊員:あぁーーーーーー!! お寿司屋さんは出前してくれますねぇ!! え!? てことは、配達してくださるのですね?! 知らなかったーーーーー!!
高梨さん:え?! そうかーーー。こっちは当たり前に出前してたけど、そう思っている人もいるんですね?!

飲食店さんって、今、多くのお店が「テイクアウトOK」「配達可」とか店頭に張り出しているけど、こちらのお店はそういった張り紙が一切ないんですよ。
しかも自分がなかなか回らないお寿司屋さんを利用していないものだから、お寿司屋さんはもともと出前してくださるお店が多いということ、すっかり頭から抜けていました!!

隊員:寿し幸さんって、店頭に「配達しますよ!」とか宣伝ぽい要素がないじゃないですか。コロナで飲食店が大変…ってなりだした時期、私は最初、寿し幸さん、ずっとお休みされているのかと思っていました。
でもお店が営業していることに気づいたときは、逆に、張り紙もないし必死感ゼロだったので、お得意さんのリピートが絶えなくて、全く影響がないのかなって思っていましたよー
高梨さん:あははは。そうだといいんだけど!! いやー、本当は出したい気持ちもありますよ。
隊員:出さないんですか?
高梨さん:お店のイメージっていうのがあって、お客さんもそのイメージを期待して来てくださっているからね。
隊員:あぁ、そうか。そういう面も考慮されているのですねぇ。

確かに、京都の老舗料亭が「テイクアウト可」「配達します!」とか張り紙出すかな?と考えたら、絶対にやらないだろうな、という絵が私の中によぎりました。「いいお店」ならではの悩みなのかもしれませんね。

でもでもでも、決してお高く止まっているようなことは全くなく、誰でもウェルカムなお店ですのでご心配なく。

高梨さん:お食い初めなんかも対応できますよ

と、お食い初めのときに使用される漆器はこんな感じなのだそうですよ。予算に応じて内容を考えてくださるのだとか。

予約をすれば、お手軽なお値段ですてきな懐石料理も味わえます~~~~。左下のメニューをご参照ください。

ちなみに出前メニューは、にぎり各種、巻き物各種のほか、ちらしは並1000円、中1300円、上1600円、特上2900円(すべて税別)。
配達エリアは、「大穴、南三咲、高根台、松が丘、三咲、金杉の手前らへんまでかな。その日の状況次第なところもあります」とな。「1人前からも行きますよ!」ですって!

いやぁ、宅配、思いっきりされていたのですねーーーー!

店内には焼き物も。高梨さんが以前からコツコツと集めていらしたという器たち。

オールドバカラのグラスも!(↓)

園芸好きな高梨さん自作のミニ日本庭園や盆栽も店内で見つけてくださいね♪
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寿司・割烹 寿し幸
住所:船橋市大穴南2-40-16
TEL:047-462-2884
営業時間:11:30~14:00 (L.O.13:30) 17:00~22:00 (L.O.21:30) ※現在は20:00閉店(L.O.19:00)
定休日:火曜
駐車場:8台

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